Diary of Mandilaut

そして

2006年、動物の行動に合わせた展示を日本で初めて試みた
ウワサの旭山動物園のオランウータンに会いに行きました。
オランウータンの園舎は、さほど広くなく
お父さんとお母さんと子どもが一緒に
じっと来場者を観察しています。

そして“もぐもぐタイム”が近づくにつれ
待ってましたとばかりに、オランウータン園舎のまわりは
黒山の人だかりとなりました。


ウワサはホントかなぁ？

つづきは明日から

『どうしてオランウータンなの？』

ミサキファンフェスタのワークショップ待ちをしていた
2人の小学生からの質問を受け
オランウータンとの出会いから今までの流れを
少しずつおはなししていましたが、そのつづきが
イベントのお知らせや報告でしばらく途切れていました。

前回、12月9日はガックリという題で
動物園のオランウータンの話の途中でした。

森のともだちオランウータン
明日からつづきを再開します。

積もりました。

朝早くから音を立てて降っていた雨の音が
静かになったなぁと思って外を眺めていると
白いモノが空からフワリ。

『わー！雪だ。雪だっ！』

ぼた雪だから積もらないかも。なんて予想は見事ハズレて
あっという間に真っ白な世界。
普段は海が近いからか、雪が降っても
めったに積もる事はありませんが
こんなに降り積もったのは実に６年ぶり。



太陽の光のギラッとした色の世界も好きだけど
こうして落ち着いた色の世界も好きだなぁ♡

マンゴー

マンゴーを切り絵で作るため年末からずっと格闘していました。

近所に住む画家の友人が描いたマンゴーの絵をお手本にして
何度かチャレンジしているのですが、なかなか上手くいきません。
食べごろな色をしたアップルマンゴーが
目の前にころがっているみたいな絵と
わたしの作ったオレンジ色の謎の物体。。。


マンゴーを切り絵で作るって無理があるのかも。
と思いつつもあきらめたくありません。

「やっぱり本物のアップルマンゴーをみないとね。」


善は急げとばかりに早速、アップルマンゴーを購入してきました。


おいしそう。
でも食べる訳にはいきません。
ぐっと我慢です。


それから3日間ーーーーー。
観察を続け、試行錯誤を繰り返して
なんとかやっとマンゴーらしくなってきました。

あとちょっと。

がんばります！

月刊 お母さん 業界新聞

先月取材をして頂いた『月刊 お母さん 業界新聞』の新年号が届きました。

ボルネオ島やスマトラ島のオランウータンが
今と変わらず森で暮らせるように
森のともだち manis もがんばります♡


長塚さん、佳子さん
取材とご協力、ありがとうございました。

おめでとうございます♡

☆今年の目標☆

現地の子どもたちに manis を紹介し
manis を使った環境教育を始めます。

まずは6月から3ヶ月間manis を連れて
ボルネオ島のタンジュンハラパン村に行きます。
そして10月〜11月の秋口に報告を兼ねた
展覧会を予定しています。（場所は未定）



今年もどうぞ宜しくお願い致します♡

2012年

たくさんの子どもたちと一緒に manis を作りました。

同じ型を使っていても出来上がった manis にはそれぞれの個性が出ます。
どんな manis に出会えるか、毎回ワークショップはとても楽しみです。


参加してくれたみなさん、協力してくれたみなさん、応援してくれたみなさん
　　　　　　　　　　どうもありがとうございました♡



“森のともだち manis” 　

また来年も一緒に作りましょう！

講演会 その後

ジェーン·グドール·インスティテゥート·ジャパン（JGI-J)
のご好意により 講演会やイベントではいつも
manis のグッズを置かせてもらっています。
講演会終了後、お仕事中。
かなりテンパっています。



その後、ジェーン·グドール博士と一緒にパチリッ。
ありがとうございました。
またお会いしましょう。
お元気で。

講演会 その4

子どものころからの夢をかなえ、単身アフリカに渡り
チンパンジーの世界の扉を開いたジェーン博士。


彼らの世界を知れば知る程、環境を保護する必要を感じ
ゴンベ国立公園を出て世界中を飛び回っています。
そして今回の2年ぶり来日講演会に合わせ
T-SH をデザインさせて頂きました。


バックスタイル
フロントスタイル
早速、サインもらいました♡


チンパンジーのキャラクター　“Jill "

「One Big Famiry」
チンパンジーもオランウータンも私たちも
この地球に暮らす家族だという思いを込めて。


One Love
and
One Big Famiry ♡

Merry Christmas ♡

素敵な夜を♡

講演会 その3

1960年、単身タンザニアのゴンベに入り
チンパンジーの研究を始め、数々の発見をしたジェーン博士。
その一方でチンパンジーの暮らす森の減少と絶滅の危惧、
ペットや見世物、観光地の客寄せ、動物実験などで
自由を奪われたチンパンジーたちの環境改善を行ってきました。


「身の回りのこと、環境のことに目を向けて下さい。
　そして問題が見つかったらどうしたら良いかを考え
　まずは、自分の出来ることから始めて下さい。」



と、Roots & Shoots のお話をされていましたが
今回の講演会、通訳なし（汗）だったもので
集中力が途切れると何を言っているのか
わからなくなって途方に暮れてました。トホホ。



と、いうわけでーーー
ジェーン·グドール·インスティテゥート·ジャパン（JGI-J)
のH.P より、Roots & Shootsの説明を引用させてもらいます。

『Roots & Shoots とは？』

Rootsは「根っこ」Shootsは「新芽」という意味です。
「地中のあらゆるところへと伸びてゆき、
しっかりと土台を築く根っこのように、
光を求めて堅い煉瓦の壁を突き破る新芽のように」
私たちが困難に立ち向かい、そして世界を変えていけるように
というジェーン博士の願いが込められた言葉です。
そしてR＆Ｓ活動は世界中のJGIで、
環境教育プログラムとして成果をあげています。
ジェーン博士は78歳の現在も１年365日のうち300日は講演会活動で
精力的に世界中をまわっていらっしゃいます。

講演会 その2

パントフートのあいさつの後、
ジェーン·グドール博士の
幼少時代のおはなしが始まりました。

小さいころから、生きものがすきだったこと。
にわとりがどうやって卵を産むのか、どうしても知りたくて
卵を産むまでにわとりの小屋でじっと待っていたこと。
お父さんからチンパンジーのぬいぐるみをプレゼントされ
そのチンパンジーといつも一緒に過ごしていたこと。
ドリトル先生の本を読み“大きくなったらアフリカに行く！”
と決心したこと。などなど。

「夢は叶うのよ。」


アフリカでどうぶつたちと暮らすという
子どもの頃に思い描いた夢を叶えるための道のりには
辛い事や悲しい事がたくさんあって
あきらめそうになったこともあるかもしれないけれど
それ以上に毎日が楽しくて無我夢中だったんだろうなと
羨ましく思います。
ジェーン·グドール博士は夢を持つことの大切さを
強く語っていました。





この絵本はジェーン·グドール博士の幼少時代のことと
彼女が子どもの頃、思い描いていた夢を題材に描かれた
素晴らしい本です。

子どもにはもちろんのこと
かつて子どもだった大人にもお勧め♡
ぜひ。

講演会 その1

2012年11月19日、東京大学・駒場 キャンパスにて行われた
ジェーン·グドール博士の講演会イベントに参加しました。
200名収容のホールは立ち見多数で満員御礼。
始まる前から熱気ムンムンです。

ジェーン博士が扉から入って来た瞬間、すーっと空気が変わり
今か今かと待ちわびる人たちの視線が一斉に集まりました。
前回の来日の時、とても疲れていた印象があったのですが
2年ぶりのジェーン博士は、前回の印象を一蹴するかのような
とても今年78歳とは思えない軽やかさと聡明さを持ち、
透明な素敵なひとでした。


いつも通りチンパンジー語で元気に挨拶する
博士の声がホールいっぱいに響き渡り
講演会が始まりました。

オランジェット

オランジェットを作ってみました。
テンパリングは初めて、１回目は失敗してしまいました。
コツが分かったので2度がけで再度ちょうせん、
２かい目は成功しました。やった！

おいしいです。
きょうは部屋じゅうチョコレートの匂いでいっぱいです。
カカオ70％のクーベルチュールを使ってみました。
チョコレートだけを食べたときは甘くないなーと感じましたが、
砂糖漬けのオレンジなのでちょうど良い味になりました。
オレンジがジューシーでたまりません。

森のともだち manis

月に一度、葉山にある子育て支援センター“ぽけっと”で
おはなし会をさせて貰っています。


今月はクリスマス前ということで
「manis のオーナメントをつくろう！」
のワークショップをしました。




企画してくださったおっちー先生が
作り方を説明してくれています。フムフム。



わぁ〜♡
できたっ♡
manis がいっぱい♡




今回は、音楽家の友人と作った manis のテーマソング
「森のともだち manis 」の記念すべき初演！でした。
バイオリンとピアノの伴奏にのって、 manis のテーマソングを
みんなといっしょに歌いおはなし会を終わりました。



あーーーーたのしかった♡
どうもありがとうございました♡

ボルネオ島のタンジュンプテイング国立公園

ボルネオ島の赤く囲まれたあたりに
タンジュンプティング国立公園はあります。
バリ島からエコツアーなどで訪れる観光客が多いです。
ジャングルクルーズが出来ます。
もちろん、オランウータンもすんでいます。

ドライオレンジ

友だちから頂いたホウロウ鍋で
オレンジをシロップに漬けています。
くだものを料理すると感じる、しあわせ感！
家じゅうがフルーツの匂いでいっぱいです。

明日。

オランウータンの素晴らしさをたくさんの人に広めたい。


住みたい場所を探しに出かけた旅から6年後ーーーーー。
2004年、編みぐるみの manis が誕生し
2007年、絵本「Manis」を出版しました。

photo by 仁礼 博


スマトラ島でオランウータンと出会い
彼らの事が大好きになって
彼らの事を知れば知るほど
彼らを取り巻く世界が見えて来ました。


“カワイイ♡で世界を変える”

をキャッチコピーに、2012年12月12日
F.C.Manis マニスファンクラブが始まります！



どうぞよろしくお願いします♡

manis キーホルダー

ここ数日間、チクチク作っていた
manis キーホルダーが出来たので紹介します。

今回は、ロットナンバー24と25 のmanis.

no.24

no.25


このキーホルダーを作り始めたときは
Sサイズと Lサイズの2種類の大きさがありました。

さらに、♡を持っているmanis 、持っていないmanis
といろいろな種類をがんばって作っていて
今まで約50 manis が 旅立って行きました。
ありがとう〜♡


しばらくは赤い♡を持った Lサイズのみ作る予定です。
お問い合わせは　manis＠＠mandilaut.com まで。

ガックリ

スマトラ島の森でオランウータンと出会ってから
彼らを見る目がすっかり変わりました。




“また会いたい！”
旅の途中、動物園を見つけると必ずオランウータンを探しに行きましたが
私たちとアイコンタクトを取るオランウータンはどこにもいません。
意思の通じ合わない、焦点の合わない目でどこか遠くを見つめる
檻の中のオランウータンを見るたび、心が痛くなりました。


“もう絶対、動物園には行かない。”



毎回、動物園のオランウータンを見るたび
そう思っていました。

つくってますっ。

クリスマスシーズンだというのに
manis キーホルダーの在庫が切れてしまいました。
お待たせしてすみません。
只今、作っています。

もう少々お待ち下さい。
ペコリ。

朝のbook time

manis を使って環境教育を考え始めてから
ずっと小学校で manis の紹介と
オランウータンの話をしたいと思っていました。


『葉山からちょっと遠いけどウチの小学校でやってみない？』


小学校で図書ボランティアをしている友人が声をかけてくれた時には
何の迷いも無く二つ返事でお願いしました。

それから2ヶ月。
本の読み方選び方、お話の仕方など
研修まで受けさせてもらい
とうとう12月3日にデビューしました。


子どもたちの生き生きとしたパワーの凄さっ。
いやぁ〜楽しかった♡


図書ボランティアスタッフの方々も
みなさんとても気持ちのよい方達ばかりで
この出会いと機会を与えてくれた友人に感謝です。

そして特に狙ったわけではないのですが
12月3日は私の誕生日。
最高の誕生日プレゼントになりました！
ありがとう〜♡

おはなし会

去年の4月から
葉山の子育て支援センター“ぽけっと”で月に一度
manis とオランウータンのおはなしかいを
させてもらっています。

“ぽけっと”に集まって来る子どもたちは
主に幼稚園に入る前の 0〜2、3さい。
おはなしを聞く。というよりは
いっしょに遊ぶ。という感じでしょうか。
カワイクてたまりません♡
今回はクリスマスのスペシャル企画！

音楽家のユカちゃんと一緒に
manis のテーマソングを作りました♡
できたてホヤホヤ「もりのともだち manis」
をみんなで歌いましょう！


その後は、“ぽけっと”のおっちー先生が企画してくださった
とてもカワイイマニスのオーナメントを
おかあさんたちと一緒につくります。

ビヨビヨーーーンと腕がのびる manis 。
ぜひ遊びに来て下さい♡

環境教育

今回、3日間のワークショップを終えて、改めて思った。
マニスでオランウータンを伝え、「かわいい」から「Love」が生まれることを。
「かわいい」は「Love」を生む魔法の気持ちだということを。

マニスをボルネオのタンジュンハラパン村に届けたいと思っています、
届けるといっても物だけを送るのではなく、
環境教育という形でマニスファンクラブで届けたいと思っています。
村の子供たちといっしょにマニスを作り
オランウータン「かわいい」「Love」という気持ちを作りたいと思います。

manis をつくろう！ 3days.

11/30(fri)-12/02(sun) の3日間、
横浜国立大学付属鎌倉小学校で
「鎌倉なんとかナーレ 2012」
というアートイベントが開催されました。

アートでコミュニケーションを図り
学校や地域社会について再考しようという試みなのですが
図工の時間に作る子どもたちの作品と
たくさんのアーティストがいろいろな企画で
イベントを作り上げていきます。

“学校の校庭に妄想の街をつくる！”
という、アーティスト滝沢達史さんの『DownTown』の企画に
「manis をつくろう！ワークショップ」で3日間参加しました。


曇り空で冷たい北風の吹く中、子どもたちが
manis を作りに来てくれます。
寒さに震えながらも
最後までみんな本当によく頑張ってくれました。

出来上がった manis は
テントの天井にどんどん吊るして行きます。

テントの中は、風にはためくmanis たちが
とてもいい雰囲気を出していました。

今回もとっても個性的でカワイイ 39個 の manis が出来上がりました。



寒い中、本当にありがとう♡
どの子もカワイイーーーーー！

Dr. Jane Goodall

Dr. Jane Goodallは
アフリカに住むチンパンジーのフィールド調査の為　
1960年、単身でタンザニアのゴンベの森へ入りました。

まだまだ世界中には未開の地や森が
たくさんあったこの時代、
研究対象のチンパンジーだけでなく
森に暮らす動物達にや地域の人たちに受け入れられるまで
相当の苦労と時間を要したことと思います。


チンパンジーの道具の使用、社会性、争いや戦争、アミニズムなど
人間と多くの類似性を発見し発表してきました。



“人間の定義を変えるか、もしくは彼らを人間とするか。”


と発言し、研究者の間で物議を醸し出した事もありました。

特に“愛”という事については、
チンパンジーから多くを学んだと言います。

Dr. Jane Goodall は、私たちがスマトラ島の森で
オランウータンと出会った時に受けた衝撃を
気のせいでも間違いでもなかったと教えてくれた
大切な恩師です。

先生。

これはもう気のせいとかではなく
全部わかってやっている。としか思えません。




“動物”と“人間”の意識の違いは一体何なんだろう。

その境目はどこにあるんだろう。

そんな私たちの疑問に答えてくれたのが
50年以上にも渡ってチンパンジーの研究を続けている
Dr. Jane Goodall だったのです。

おーーーーーーーー

オランウータンが体をつかんだ瞬間

“ビクッーーーーーー！！”

思わず飛び上がって驚いた西洋人に
『やっと反応してくれた♡』
と思ったのか、オランウータンは
小躍りしながら彼の周りを回った後
森に帰って行きました。　　　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手ぬぐいデザイン：内野亜希子

“ホーーーーーーッ”


体の力がぬけ大きく息を吐き出した瞬間
私たちも含め、たった今対岸で繰り広げられていた
オランウータンのコミュニケーション能力の高さを
間近で見た人間たちからの拍手喝采の嵐となりました。


よくがんばったなぁ。
おつかれさま！
うらやましい〜♡


両手を上げ、拍手喝采に答える彼の笑顔が
物語に出て来る英雄のようでした。

.......。

オランウータンは人間男子に
一体どんなちょっかいを出したのでしょう。


まずは余裕のいたずら顔で
岩のようにカチンコチンに変身してしまった
西洋人の顔を左から覗き込んで、彼の反応を待ちました。

今度は右から覗き込み、また彼の反応を待ちました。

“ヤッホー！！”

と手を振り、またまた彼の反応を待ちました。
オランウータンは何をやっても無反応な彼を
どうしても反応させたくて仕方が無かったのでしょう。


“ねぇねぇ、こっち向いてよーーー。”

とうとう彼の肩に手をかけ体を揺すぶりました。

フッフッフッ。

「人間の菌や病気をオランウータンにうつさないよう
　どんなことがあっても、オランウータンには触れないように！！」



川の対岸に渡る前、保護地区の管理レンジャーから
再三注意されました。

彼もそれを思い出したのか、それとも
まさかの展開にそうなったのかはわかりませんが
とにかく彼は岩にでも変身したかのように微動だにもしません。

そして、オランウータンの方は
というとーーーーー。

そんな人間世界の決まり事はもちろん全てお見通しさっ。
という様な余裕たっぷりな振る舞い始めたのです。